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北朝鮮労働党の機関紙は29日「金正恩同志は朝鮮労働党中央委員会の政治局の総会を指導した」と報道した。金委員長が公開席上に出てきたのは、北朝鮮のメディア報道を基準とした場合には13日ぶりである。
この政治局総会では、新型コロナウイルスの流入遮断のための防疫措置と党幹部養成基地で発生した不正腐敗が話し合われた。
金委員長は、自国内で新型コロナウイルス感染者は発生していない状態で、党と政府が初期から決定的な防御対策を立てていたからだと激励した。
金委員長が公の場に出て政治局総会でこの問題を話し合ったのは、それほどこの状況を厳重に見ているということであるとみられている。
一方、金委員長が直接出てきたのは、北朝鮮内部の状況が深刻になったからではないかという見方もでている。
このような中、会議を主宰した金委員長がマスクをしていない姿が注目された。なぜならマスク着用は北朝鮮当局が感染を防ぐための方法として強調してきたからである。
このことは、金委員長は健在であるという姿を通じて、国家防疫体制に対する信頼感を植え付けようとするものではないかと分析されている。また、このような混乱の中でも“正面突破”の意志を見せようという目的もあるとみられている。
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