米朝首脳会談から１年　「対話再開に期待」＝韓国統一部

【ソウル聯合ニュース】トランプ米大統領と北朝鮮の金正恩（キム・ジョンウン）国務委員長（朝鮮労働党委員長）がベトナム・ハノイで首脳会談を開いてから１年となったことについて、韓国の統一部当局者は２７日に記者団に対し、「朝米（米朝）対話が再開され、北の核問題で進展があることを期待する」と述べた。　ハノイでの米朝首脳会談は物別れに終わり、北朝鮮の核問題を巡る米朝対話が行き詰まり、南北関係も冷え込んだ。　一方、新型コロナウイルスを巡り、民間団体と国際機関による北朝鮮への防疫支援に関しては、「民間団体と国際機関からさまざまな問い合わせが寄せられている」としながらも、政府が正式に協議を検討する段階ではないとの認識を示した。