現地関係者によると発電所の建設現場では、工事受注元の大宇建設と、セイルENCなど下請け会社所属の韓国人約200人が働いていた。現在のところ、韓国人の中でこのほかに拉致されたりけがをしたりした人は確認されていない。この関係者によると、武装グループは事前に綿密な犯行計画を立てていたものとみられる。乱入の際に約40分間の銃撃戦があり、現場を警備していたナイジェリア軍人や武装警察、労働者ら数人が死傷したようだ。
ニジェール・デルタ地域では1月にも、ガスパイプライン工事の現場で働いていた大宇建設の社員9人が現地の武装グループに拉致され、3日後に解放される事件が起きている。
現在、外交通商部が具体的な状況把握にあたっている。同部関係者によると、現地に対策班を作り、韓国人労働者の解放に向けた対策作りに着手した。
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