中国人留学生約1万人が韓国に入国する予定だ(コラージュ)=(聯合ニュースTV)
中国人留学生約1万人が韓国に入国する予定だ(コラージュ)=(聯合ニュースTV)
◇新学期控え中国人留学生の入国本格化 大学街に緊張感 肺炎を引き起こす新型コロナウイルスの感染者が急増している中、大学の新学期を控えて中国人留学生らが続々と韓国に入国している。教育当局などによると、2月最終週に韓国に入国予定の中国人留学生約1万人のうち、多くは大学の寄宿舎に入らず周辺で一人暮らしをすることになる。大学は毎日電話などで学生の健康状態を確認し、外出の自粛などを呼び掛けるとしているが、現実的には限界がある。市中感染が始まっている中、大学街周辺では緊張感が高まっている。◇新型コロナ「1年以内に世界の4~7割感染の可能性」 感染症専門家の米ハーバード大教授が、新型コロナウイルスの感染者は1年以内に世界の人口の40~70%に及ぶと警告した。米メディアのアトランティックが24日(現地時間)報じた。この教授は、感染した全員が深刻な病気になるという意味ではないとし、「多くの人が軽症か無症状である可能性がある」と述べた。◇中国一部地域で韓国からの入国者隔離 康外相「行き過ぎ」 康京和(カン・ギョンファ)外交部長官は、中国の一部地域の当局が新型コロナウイルスの感染拡大防止を理由に韓国からの入国者を強制的に隔離するなどの措置を取っていることについて、「行き過ぎた(対応)というのが一次的な判断」との認識を示した。康氏は「外交部第1次官を中心に各国の状況を把握し、積極的に対応している」としながら、各国政府と意思疎通を行い、不必要な措置を自制するよう働きかけていると説明した。◇国会きょう正常化 本会議で新型コロナ関連法処理 韓国国会は26日午後、本会議を開いて新型コロナウイルス問題に対応するための「コロナ3法」(検疫法、医療法、感染症予防・管理法)改正案を処理するほか、新型コロナウイルス対策特別委員会を構成する。国会では最大野党「未来統合党」の院内代表らが新型コロナウイルス感染者と接触していたことが分かり、24日から国会の建物を一時閉鎖して消毒作業が行われた。◇サムスン会長父子 また配当額ワンツー 企業情報を分析する韓国CXO研究所によると、上場企業2355社のうち21日までに配当(四半期・中間・決算)を発表した658社の2019年の配当金は計27兆9396億ウォン(約2兆5300億円)と集計された。個人別の配当額では、李健熙(イ・ゴンヒ)サムスン電子会長と息子の李在鎔(イ・ジェヨン)同副会長が引き続き1、2位を占めた。健熙氏は4748億ウォンを受け取り、09年に初めて1位になってから11年連続で首位を維持した。在鎔氏は1426億ウォンで2位だった。
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