釜山港を利用して海外旅行を行き来する旅行者が毎年大幅に増えていることが分かった。釜山慶南本部税関は3日、昨年に釜山港を利用した海外旅行者は116万人で、前年の105万人から10%以上増えたと明らかにした。今年は3月末までで31万人を記録しており、前年同期の28万人より10%以上増えている。昨年は金海空港を含む釜山全体の出入国者数が346万人に達しており、このうち33%が釜山港を利用した。昨年釜山港を利用した旅行者の内訳は、外国人が全体の31%となる36万人、韓国人が69%の80万人だった。

 また、海外への修学旅行が活性化したことから、青少年層が2005年の3万8000人から昨年は7万2000人と89%の大幅増となった。

 釜山港利用者の増加は、釜山と日本をつなぐ路線が下関、博多、大阪、対馬と4路線に達し、12隻の旅客船が週平均61便運航されているためとみられる。また、船便は航空便より出入国の手続きが簡単で、経費も安いことも背景だ。

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