「映画の都市」としての釜山の核心インフラとなる「映画後半作業基地」が8月に着工され、10月の釜山国際映画祭期間中に完工する予定だ。

 釜山市は2日、海雲台区佑洞のセンタムシティーにあるシネポート団地に、地下1階、地上4階、総面積2100坪の映画後半作業基地を8月中旬にも着工すると明らかにした。投資総額は322億ウォンで、フィルムの現像・編集・復元に必要な施設やコンピュータグラフィック室、試写室などを備える。テスト運営の後、2009年からの本格的稼動を目指している。2011年には録音施設などの音響設備を設置し、総合作業基地としての施設を整備していく。

 釜山では年間50本余りの長編映画とドキュメンタリーなど数多くの映像コンテンツが撮影されているが、後半作業施設がないことから付加価値の創出には不利な立場だった。市関係者は、釜山で撮影される映画が毎年急増しているため、作業基地は釜山が「映画の都市」としてさらに発展する足がかりになると期待を示している。

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