万景台情報技術社が独自開発したというスマホ「チンダルレ」シリーズは2017年3月に「チンダルレ3」が初公開され、米アップルの「iPhone(アイフォーン)」に似た見た目が話題を集めた。
それから2年8か月を経て登場したチンダルレ7について、同メディアは「人工知能(AI)と拡張現実(AR)技術を導入した」と紹介し、「指紋認識、音声認識、顔識別、文字認識などで高い精度を保証する」と主張。音声による文字入力機能がメッセージサービスやメモ帳、アドレス帳に追加されたとも伝えた。
アップルの「シリ(Siri)」のようなAIによる音声アシスタント機能を具現しようとしているとみられ、注目される。
朝鮮の今日が公開した写真を見ると、チンダルレ7の基本ソフト(OS)はアップルのものとよく似ている。
同メディアは「万景台情報技術社が開発・生産しているさまざまな種類の『チンダルレ』知能型手電話機(スマホ)は、特色ある見た目と機能、使いやすさで、発売されるやいなや多くの人々から人気を集めている」と報じた。
北朝鮮には現在、チンダルレのほかにも「平壌タッチ」「アリラン」「青い空」などのスマホ機種があるが、北朝鮮ではスマホでインターネットを使用することはできない。SIMカードを挿して内部のイントラネットにのみアクセスできる。
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