証券界では、第3世代(3G)携帯電話サービスの競争が本格化するなか、SKテレコムもマーケティングコストが拡大し収益性が悪化するとみていたが、売上高と営業利益で予想以上の業績を示した。
SKテレコムは、1月から無線インターネット料金を値下げしたにもかかわらず、新規加入者が増え続けたことで売上高が増加したと説明した。無線インターネット売上高は、データ定額料金制の加入者増加とサービス改編効果で前年同期比2.1%増の6769億ウォンとなった。接続料金を除く全売上高の27.6%を占める。営業利益は、新規加入者の増加に伴うマーケティングコストの増加で前年同期比0.9%減少したものの、機器変更が減り、効率的なコスト配分が功を奏し、前四半期比では増加している。当期純利益は前年同期比と前四半期比ともに増加を示した。
第1四半期のマーケティングコストは5866億ウォンで、前年同期より33.3%多いが、前四半期に比べると7.7%少ない。これは、昨年3月末から部分的に合法化された端末機補助金が、前年同期に含まれなかったが、今年第1四半期には含まれたため。また、前四半期に比べると今年第1四半期は新規加入者メインのマーケティング展開がコスト減につながった。売上高全体に占める第1四半期のマーケティングコストは21.6%だった。
加入者1人当たりの月間平均収入(ARPU)は4万4142ウォンで、前年同期比2%増加した。しかし、前四半期との比較では、無線インターネット料金引き下げと季節的要因で3%減少した。
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