北朝鮮「受動的防御は自滅の道」…“正面突破”で

北朝鮮は、厳酷な試練と難関の時代を克服できる鍵は“正面突破”の精神だと連日強調している。今年の1月1日に金正恩（キム・ジョンウン）北朝鮮国務委員長が直接発表した基本精神が北朝鮮の各界各層に伝達され、内部の引き締めを図っている様子である。

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北朝鮮の朝鮮労働党機関紙は4日の論説で“我々の前進を妨害する全ての難関を正面突破戦でぶち抜いていこう！”という記事を通じて、去る12月28日から31日まで開かれた党の中央委員会総会の基本思想と基本精神を強調した。

新聞は「帝国主義者たちとの熾烈な対決戦で受動的な防御はすなわち自滅の道である」としながら「自体の力量を強化して立ちはだかった難関にぶち当たり突き抜けていくための主体的な攻撃を断行していく人民だけが災いを福に、逆境を順境に転換させる勝利を勝ち取ることができる」と伝えた。

また、去る5月の党中央委員会総会後から8か月間は、厳酷な試練と難関の時代だったと診断している。

新聞は「他の者であれば一日でも耐え切れず後ろに退いてしまう酷烈で危険千万な激難に屈することなく攻撃戦で打破し、奇跡的勝利を収めた」としながら「有利な環境と条件が保障されることを願い座って待つのではなく、継続革新、継続前進、連続攻撃していくことにより、勝利からより一層の勝利を成し遂げていく道がある」と説明した。

続けて「総会での基本思想、基本精神には、各方面で内部の力をより強化し自力更生の威力で迫りくる難関を突破していくことに対する要求が込められている」としながら「自力自強は国と民族の生命線であり、強国建設の力の原動力である」と強調した。