半導体価格の下落が影響し、サムスン電子に続きハイニックス半導体も第1四半期に業績不振となった。
 ハイニックス半導体は26日、海外法人連結ベースの第1四半期業績を、売上高2兆4500億ウォン、営業利益4460億ウォン、純利益4290億ウォンと発表した。前年同期に比べそれぞれ69%、24%、46%増加したが、前四半期比では6%、48%、58%減とそろって下げた。

 海外法人を除いた本社単体ベースでは、売上高が2兆4190億ウォン、営業利益が3880億ウォン、純利益が4180億ウォンだった。これも前年同期比では60%、3%、45%、それぞれ増加しているが、前四半期からは9%、56%、59%減少した。

 営業利益率は連結ベースで17.6%と業界最高水準を示した。単体ベースでは16%を記録した。

 同社の第1四半期のDRAM平均販売価格は、前四半期比で約27%下落したものの、80ナノ工程の量産が順調なほか300ミリウエハーの生産拡大に後押しされ、出荷量は同45%ほど増加した。NAND型フラッシュメモリも平均販売価格が前四半期比約44%下落したが、一部の生産工程をDRAMに転換したため、出荷量はほとんど増加していない。


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