先週末から相次いで朝鮮半島上空を飛行している米空軍の偵察機RC135W(左)とE8C(米空軍提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
先週末から相次いで朝鮮半島上空を飛行している米空軍の偵察機RC135W(左)とE8C(米空軍提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
【ソウル聯合ニュース】北朝鮮が米国に対し、「クリスマスプレゼント」を贈るとして挑発に踏み切る構えを見せていることについて、韓国軍当局者は24日、「韓米の連携の下、北の状況を鋭意注視している」と明らかにした。米軍と連携し、北朝鮮の主な核・ミサイル施設などを監視しているという。 北朝鮮のリ・テソン外務次官(米国担当)は3日に出した談話で、「今残っているのは米国の選択であり、近づくクリスマスのプレゼントに何を選ぶかは全面的に米国の決心にかかっている」と表明し、クリスマス前後に衛星を搭載した長距離ロケットか、大陸間弾道ミサイル(ICBM)を発射する可能性があるとの見方が出ている。 ただ、北朝鮮の具体的な軍事動向は捉えられていないという。 韓国政府は北朝鮮の新年の主な政策方向が決まる朝鮮労働党の中央委員会総会がクリスマス当日に開かれる可能性もあるとしている。北朝鮮メディアは今月初め、総会を今月下旬に開催し、「朝鮮革命の発展と変化した対内外情勢の要求に合わせ、重大な問題を討議、決定する」との方針を示していた。 総会では金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長(党委員長)が米国との非核化交渉が失敗する可能性に備えて予告していた「新しい道」の大枠が明らかになるとみられる。
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