携帯デジタルプレーヤー最大手のレインコムは24日、第1四半期の業績を売上高360億ウォン、営業利益7億ウォン、当期純利益3億ウォンと発表した。
 売上高は前年同期に比べ4.8%減少したが、営業利益と当期純利益は黒字に転換した。電子辞書最盛期の卒業・入学シーズンを迎え新モデル・新製品の売上が好調だったほか、海外法人の整理に伴うコスト節減、原材料購入競争力を確保したことによる原価節減など、昨年から続けている企業体質改善作業の効果が黒字転換につながった。同社は、第1四半期は通常、業績が芳しくない時期にもかかわらず、昨年第4四半期に続き2四半期連続で営業黒字を計上し、不良債権整理が効果を挙げていると評価した。

 金赫均(キム・ヒョクキュン)共同代表は、2四半期連続黒字は同社のデジタル音楽ファイルプレーヤーがユーザーに好評だったためと評価するとともに、第2四半期も新製品の発売と海外輸出で黒字幅を拡大し、下半期には新市場進出に拍車をかけたいと意気込みを示した。


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