昨年8月に打ち上げられた軍民共用通信衛星「ムグンファ5号」の地上管制権が、24日にKTから軍に移される。合同参謀本部が23日に明らかにした。向こう6か月間、地上管制は国軍指揮通信司令部が担うことになる。
 通信衛星の地上管制とは、地上の管制装備を通じ衛星の姿勢や軌道、電力、熱などを監視し、衛星を正常に作動させる任務を指す。ムグンファ5号は、国防部とKTが共同投資し開発した国内4基目の商業用衛星であると同時に初の軍用通信衛星で、軍用通信中継機とKTの商用通信中継機を搭載している。

 中継機は国防部とKTがそれぞれ制御しているが、衛星本体は双方が交代で主管制と副管制を担当している。ムグンファ5号は昨年8月22日にハワイ南方の太平洋赤道公海上から打ち上げられた。約3か月にわたる試験を終え、11月24日から6か月間はKTが主管制を担ってきた。双方の協定に基づき、国軍指揮通信司令部が6か月間の主管制を終えた後は、再度KTが主管制を担当する。


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