韓国鉄道公社は21日、同日午後2時17分に高速鉄道(KTX)に乗り釜山からソウルに到着した乗客を1億人目の乗客とし、3年間にわたり国内の鉄道を無料で利用できる優待券を贈呈した。1億人目の乗客に選ばれたのはソウル市のユン・ギュシクさんで、釜山に住む母親の見舞いに行った帰りにKTXを利用したという。鉄道公社はユンさんのほか、前後1人ずつにも3か月間の無料利用券を贈った。
 KTXは2004年4月1日の開業から3年21日(1116日)目で利用客1億人突破の記録を達成した。KTXは開業初年度の2004年に1988万人の乗客を運び、翌2005年には3237万人、2006年には3649万人と年を追うごとに利用者が増えている。1日平均利用客数も2004年の7万2000人から昨年は10万人まで増えている。

 鉄道公社の李哲(イ・チョル)社長は、「国民1人当たり2回以上KTXを利用したことになり、KTXが国民の生活に根付いていることを示している」と感慨深げに話している。


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