米国防総省内部部局の国防安全保障協力局(DSCA)がワシントン時間20日、SM-2ブロック3B150基と3A60基を、対外軍事販売(FMS)方式で韓国に販売すると米議会に通知した。DSCAがサイトを通じ発表した通知文によると、予想販売額はテスト・支援装備と部品供給、訓練装備などを含め総額3億7200万ドルに及ぶ。DSCAはこのミサイル販売で「韓国の防衛力は強化され、連合作戦を支援する米国と多国籍軍との相互運用性が形成される」と話している。またDSCAは、昨年6月にも最大1億1100万ドル相当のSM-2ブロック3B48基を韓国に販売する計画だと議会に通知している。
韓国軍関係者は21日、DSCAの販売決定内容について、今回の内容は韓国が昨年7月に購入意志を示したもの、昨年の内容はやはり2005年に韓国が意志を示したものだと説明した。ただ、韓国内の事情により実際に導入された数量とは異なるという。SM-2購入は数年前から継続されている事業で、現在すでに韓国海軍のKDX-2クラス以上の艦艇にはこのミサイルが装着されているほか、2008年に浸水するKDX-3イージス艦にも装着する計画だと明らかにした。
このほか米国側は、5500万ドル相当のAIM-9サイドワインダー空対空ミサイルの販売計画も明らかにしている。
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