東莱府使の執務室だった東莱府東軒を見学する一行=19日、釜山(聯合)
東莱府使の執務室だった東莱府東軒を見学する一行=19日、釜山(聯合)
朝鮮通信使が400年前に歩いた道のりをたどる「21世紀の朝鮮通信使 ソウル~東京友情ウオーク」参加者が19日、朝鮮時代に国内最後の経由地だった釜山市に到着した。
 参加者は1日にソウルを出発した。京畿道・竜仁、忠清北道・忠州、慶尚北道・聞慶、安東、慶州、蔚山市を通過し約517キロメートルを歩き、朝鮮時代に東莱府があった釜山市東莱区に到着した。

韓国体育振興会、日本ウオーキング協会が主催したこのイベントは、17世紀から200年間にわたり韓日両国を行き来しながら文化交流を深め、友好関係を築いた朝鮮通信使の意味を問い直すために企画され、韓日合わせて32人が参加している。

 参加者は歓迎行事などに出席し釜山市で一夜を過ごした後、20日には日本にたつ。対馬や福岡、大阪までは船で移動し、その後は朝鮮通信使の最終目的地だった東京まで約576キロメートルを歩く。


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