新人俳優の魅力は、可能性と情熱、そして完璧ではないことだ。今日の大スターも、新人時代は失敗だらけだったように。

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某携帯電話のCMで、一躍、有望株として浮上したパク・キウンは、500万人の観客動員を記録した映画『同い年の家庭教師』続編の主役にキャスティングされるという幸運を手に入れた。しかし前途有望な若手俳優は、“幸運”は予告なく、ある日突然訪れるものではないということを、限りない努力で示している。

スクリーン初主演作『同い年の家庭教師 レッスン2』の公開を控えているパク・キウンに会い、現在の心境を聞いてみた。

<b>検索語1位、“ヨン様”人気で“ヨク様”まで話題に</b>
昨年、某CMでの“メットルチュム”(首を回すダンス)シンドロームを呼び起こしたパク・キウンは、この1年間、映画撮影だけに全力を注いできた。大衆の脳裏から消え去る頃に“ヨク様”として帰ってきた彼は、検索語1位の喜びを再び味わった。トップ韓流スター“ヨン様”ペ・ヨンジュンをパロった“ヨク様”で、ネティズン(ネットユーザー)の注目を集めたのだ。

笑いを誘うための、予告編のコンセプトだった“ヨク様”は、『冬のソナタ』のロケ地だった南怡島(ナミソム)で話題になったという。
「ペ・ヨンジュンさんの人気で、南怡島は日本人観光客が多かったんです。ヨン様と似たような格好の僕が撮影しているので、日本人観光客が押し寄せてきました。ペ・ヨンジュンさんではないと知った年配ファンの方々は、失望するというよりは好意的に受け止めてくれて、楽しい雰囲気になりました」

パク・キウンは、本意と違い“ヨン様”ペ・ヨンジュンをベンチマーキングしたことについて、ぎこちないとしながらも、今回の経験が楽しく、一風変わった思い出になりそうだと話した。

<b>「学生時代の外国語は落第点、誰かを教えられる立場ではないのに…」</b>
『同い年の家庭教師 レッスン2』は、韓国人の恋人を見つけるため、韓国に来た在日コリアンの“ジュンコ”(イ・チョンア)が下宿に入居し、大家の息子ジョンマン(パク・キウン)から韓国語の家庭教師を受け始めたことから繰り広げられるエピソードを描いた作品。

韓国語の講師役ジョンマンを演じるパク・キウンは、派手なスラングで観客たちを笑わせる予定だ。学生時代、外国語に素質があったかという質問に、パク・キウンは第2外国語に関する笑えないエピソードを公開した。
「高校時代、体力系だったので、第2外国語のドイツ語の授業を受けなかったんです。それでも試験は受けなきゃなりませんが、点数は当然のごとく最悪でした。先生が定めたラインを越えられなかった生徒が6人いて、その中の、僕を含む5人が美術部でした」

パク・キウンはこうしたエピソードを明かし、「劇中のジュンコの苦労がわかります。こんな僕が、誰かを教えられる立場ではないのに」と笑みを浮かべた。
クォン・サンウ、キム・ハヌルの強力なスターパワーが興行につながった前作と異なり、2人の新人級俳優が主役として臨むという点で、責任感が重いはずだ。

パク・キウンは「キャスティングパワーが弱いという指摘はよくされます。キャスティングには全くプレッシャーませんが、映画のために努力した多くのスタッフのためにも、ヒットすれば嬉しいです」と明かし、前作の興行を引き継ぎたいという望みを打ち明けた。

前編とはまた違った奇抜な設定、約束された笑い、映画界の若さが溢れる『同い年の家庭教師 レッスン2』は、来たる4月19日に公開される予定だ。

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