今月、日本の輸出規制被害企業に2654億ウォンを支援＝韓国

韓国のチェ・ジョング金融委員長が27日、日本の輸出規制対応と関連し、都市銀行長、政策金融機関長らが参加した金融圏の懇談会懇談会を開催し、さらに積極的に被害企業支援に乗り出してほしいと頼んだ。また去る5日から23日まで、日本の輸出規制被害企業に対して、総額2654億ウォン（約230億円）が支援されたと集計された。

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　チェ委員長は27日、懇談会で「まだ深刻な被害を受けた企業は把握されていないが、相当数の企業が今後の輸出入の支障などに対する不安を感じている」とし、「金融部門でさらに積極的かつ支援しなければならない」と強調した。

　またチェ委員長は「あす（28日）からは日本のホワイト国除外措置が施行される」とし「日本側は変わらず既存の立場を固守しており、問題が長期化しかねない」と診断した。これに「日本の不当な輸出規制により、韓国企業が経営難に陥らないよう、金融部門が緩衝の役割を果たさなければならない」と述べた。

　チェ委員長は「現在は日本の輸出規制により、直接的な被害が予想される企業を中心に金融支援を集中しており、今後は事態推移を見極めながら、関係機関と共に支援の幅や範囲も補完・拡大していく」と述べた。