ソウル大学獣医学部の研究チームの「クローンオオカミ」論文をめぐる疑惑調査に乗り出しているソウル大学が10日、サンプルの検査を外部機関に依頼したことを明らかにした。6日に李柄千(イ・ビョンチョン)教授の研究室で確保されたサンプルは、クローン実験で卵子を提供したオオカミ1頭とクローン2頭の血清や、卵子を提供した犬2頭のうち生きている1頭の細胞などで、検査結果がいつ出るかはわからないという。ソウル大学側は大学の名誉回復のためにも徹底して調査するとし、客観性と信頼性をもたせる目的で外部機関に検査を依頼したと説明している。
 ソウル大学は9日に記者会見を開き、大学の研究真実性委員会が6日に予備調査に着手したことを明らかにした。調査期間は約10日で、場合によりさらに10日延ばすという。


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