昨年の韓国オープンで男子シングルス、男子ダブルス、混合ダブルスの3冠を達成した張禹珍(資料写真)=(聯合ニュース)
昨年の韓国オープンで男子シングルス、男子ダブルス、混合ダブルスの3冠を達成した張禹珍(資料写真)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】卓球のワールドツアー、韓国オープンが2~7日に韓国南部の釜山で開催される。男女シングルス、男女ダブルス、混合ダブルスの5種目で優勝を争う。 来年3月に釜山で開かれる世界選手権団体戦のテストイベントとなる今大会には、世界のトップ選手がこぞって出場する。来年7~8月に開催される東京五輪のメダルの行方を占う五輪前哨戦といえそうだ。 男子は世界ランキング1位の樊振東(中国)をはじめ、2位の林高遠(同)、3位の許キン(同)、4位の張本智和(日本)らが出場。女子は世界ランク1位の陳夢(中国)、2位の劉詩ブン(同)、3位の丁寧(同)、6位の石川佳純(日本)、7位の伊藤美誠(同)ら、1~10位の選手が勢ぞろいする。 韓国の男子選手は昨年の韓国オープンで男子シングルス、男子ダブルス、混合ダブルスの3冠を達成した張禹珍(チャン・ウジン、世界ランク10位)、李尚洙(イ・サンス、同11位)、女子は徐孝元(ソ・ヒョウォン、同10位)、田志希(チョン・ジヒ、同17位)らが出場する。 張禹珍は今大会の男子シングルスについて「うまくやりたいが、成績を意識せずに中国(選手)を超えるために努力したい」とコメント。イム・ジョンフンと組む男子ダブルスに関しては「少しずつ息が合うようになっており、自信が生まれた」として2年連続優勝へ意欲を示した。 韓国選手ではこのほか、今年4月の世界選手権個人戦の男子シングルス16強で日本のエースの張本を4―2で下す番狂わせを起こし、銅メダルを獲得した安宰賢(アン・ジェヒョン)、男子の次世代エースに挙げられる趙大成(チョ・デソン)、女子のホープ、シン・ユビンの戦いぶりにも注目が集まる。
Copyright 2019(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0