会談前、握手を交わす金委員長(右)と習主席(中央テレビの画面から、転載・転用禁止)=(聯合ニュース)
会談前、握手を交わす金委員長(右)と習主席(中央テレビの画面から、転載・転用禁止)=(聯合ニュース)
◇金正恩氏が米国との対話継続示唆 習主席と会談で「忍耐心維持」 中国の習近平国家主席が20~21日の日程で北朝鮮を国賓として訪問した。中国国営中央テレビによると、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長(朝鮮労働党委員長)は20日に平壌で行われた習氏との会談で、過去1年間、情勢の緊張緩和に向け多くの積極的な措置を取ったものの、米国の積極的な反応を得ることができなかったとした上で、「朝鮮(北朝鮮)は忍耐心を維持する。関係国(米国)が朝鮮側と向かい合い、互いの関心事を解決し、朝鮮半島問題が解決され、成果があることを希望する」と述べた。◇米の人身売買報告書 北朝鮮を引き続き最低ランクに 米国務省は20日(現地時間)に公表した世界各国の人身売買に関する2019年版報告書で、北朝鮮の対策を最低ランクとした。2003年から最低ランクのまま。米国は北朝鮮の劣悪な人権状況が改善していないと判断した。米朝の非核化交渉が膠着(こうちゃく)状態に陥っている一方、同じ日に平壌では訪朝した中国の習近平国家主席が金正恩委員長と首脳会談を行った。 ◇ソウル市南西部でも「赤い水」 ソウル近郊の仁川市に続き、ソウルの一部地域でも赤い水道水が出た。ソウル市上水道事業本部によると、20日に市南西部の永登浦区文来洞内のマンション群を中心に、水道から赤い水が出たという苦情が寄せられた。同本部関係者によると、ソウル市では老朽化した水道管の交換がほぼ終わったが、端の部分にあたる地域には古い水道管がまだ残っているところもあり、問題が発生したとみられる。専門機関で詳しい原因を調べているという。
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