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韓国 きょうのニュース(6月12日)
◇北朝鮮 きょう板門店で金正恩氏妹が弔電伝達=金大中氏妻の死去で 韓国の故金大中(キム・デジュン)元大統領の妻、李姫鎬(イ・ヒホ)さんの死去を受け、北朝鮮が12日、韓国に対し、金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長(朝鮮労働党委員長)の妹、金与正(キム・ヨジョン)党宣伝扇動部第1副部長が南北軍事境界線にある板門店で花輪や弔電を手渡すと通知した。韓国統一部が明らかにした。◇米朝初会談から1年 統一部「非核化の実質進展に総力」 韓国統一部の李相旻(イ・サンミン)報道官は12日の定例会見で、初の米朝首脳会談から1年を迎えたことに関連して、「緊密な韓米連携に基づき、北との対話を通じ完全な非核化の実質的な進展が行われるようあらゆる努力を集中していく」と述べた。李氏は昨年の3度の南北首脳会談や米朝初会談、今年2月の2回目の会談を通じ、「朝鮮半島の平和プロセスは進展を続けている」と評価した。◇中銀総裁「状況変化に適切に対応」 利下げの可能性示唆 韓国銀行(中央銀行)の李柱烈(イ・ジュヨル)総裁は、同行創立69周年記念のあいさつで、今後の金融政策の方向性について「経済状況の変化に応じて適切に対応していく」と述べた。先月までは政策金利について「利下げを検討すべき状況でない」「利下げで対応する状況ではまだない」と言及していたが、新たに「状況の変化に応じた適切な対応」との表現を用いたことから、状況の悪化、つまり景気回復が鈍い場合は金利を引き下げ、景気刺激に乗り出す可能性を示唆したといえる。◇金正男氏 韓国情報当局とも接触か 米紙ウォール・ストリート・ジャーナルは11日(現地時間)、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長(朝鮮労働党委員長)の異母兄、金正男(キム・ジョンナム)氏が生前に韓国、中国、日本を含む数カ国の情報機関と接触していたと、状況を知る人物の話を引用して報じた。この人物は、正男氏が危険に備えて自身の家族を守り、資金を得るためにこのような関係を発展させようとしたと述べたという。同紙はこの前日、正男氏が米中央情報局(CIA)の情報提供者だったと報じていた。正男氏は2017年にマレーシアのクアラルンプール国際空港で殺害された。◇433万人が麻酔薬・プロポフォール使用 国民12人に1人 食品医薬品安全処は、昨年10月から今年3月までの半年間に韓国で向精神性医薬品(麻薬類)に指定されている麻酔薬のプロポフォールを1回でも使用した経験がある患者は国民の12人に1人に上るとの調査結果を発表した。この期間にプロポフォールを1回でも処方された患者は433万人で、国民5183万人の8.4%、医療用麻薬類を使用した患者1190万人の36%を占めた。