今年の春のドラマ編成を見ると、SBSは“愛”に専念しKBS 2TVは“女”に専念する形だ。

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SBSで現在放送中や終了したドラマ、新しく始まるドラマタイトルには、唯一“愛”が含まれている。現在、朝ドラマ『愛も憎しみも』、3月末に放送終了した『愛する人よ』、4月1日終了した特別企画『愛に狂う』、3月23日放送されたイ・ヒョリ、イ・ドンゴン主演の『愛するなら彼らのように』など、ドラマタイトルには“愛”の文字だらけだ。

来たる23日に放送を開始する新ドラマもまた『愛するのに良い日』に決まった状態で、金曜ドラマタイトルもまた愛の香りが漂う『恋人よ』だ。
SBSは「否定的なタイトルよりも肯定的なタイトル、中でも“愛”“恋”という、希望に満ち溢れ軽快さを感じる名詞で始まるドラマの方がよく、視聴者たちから多くの“愛情”を受けたい作家や演出家の意思も込められているのが事実」と説明した。

反面、MBCは『ムニ』『ヒット』『ケ・セラ・セラ』『ありがとうございます』、最近放送を終了した『朱蒙(チュモン)』『白い巨塔』などは、タイトルだけ見ても“愛”に結びつけるのは難しい。KBSは1TVと2TVどちらを見ても、金曜日の夜に放送される『夫婦クリニック 愛と戦争』が唯一だ。

KBS 2TVは現在、『ハローお嬢様』『アジュンマが行く』『幸せな女』『最強 うちのママ』など“女性”を看板に掲げている。

KBSイ・ソンジュドラマ2チーム長は「『アジュンマが行く』は昨年秋にスタートした作品で、『ハローお嬢様』は原題が『プライド』だったが、作家と演出者が悩んだあと変えたもの、『幸せな女』はパク・チョンラン作家が長い間企画していた作品で、刺激的なタイトルを嫌い、そのままにしたもの」であり、「意図的な編成ではない」と答えた。

しかし、これは事実上メイン視聴者層である女性を狙ったという指摘もある。主人公である女性たちの視覚でドラマが展開し、危機を乗り越えていく姿が代理満足を与えるため。キム・ヒョンジュンドラマ1チーム長は「これらドラマの主人公が、共通して女性であるためそう思われるようだ」と伝えた。

一方、1年前のこの時期には、テレビ局3社がほぼ同じく“愛”と関連したタイトルをつけ、視聴者の興味を引いていたと表れている。
昨年の編成表によると、SBSは月火ドラマ『恋愛時代』と朝ドラマ『愛したい』を放送し、MBCは『恋は誰にも止められない』『結婚しましょう』『めっちゃ大好き』、KBSは『グッバイソロ』『愛もおかわりできますか』などが放送されていた。


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