開設された研究所は、科学技術部の公募事業「グローバル・パートナーシップ・プログラム」の課題参加者に選定された順天大学とパートナー関係を結んでいる。2012年までに国費30億ウォンをはじめ、道費(10億ウォン)、ロシア側負担金(6億ウォン)、ポスコや光陽製鉄所など参加企業の負担金を含め総額50億ウォンが研究開発に投じられる。
メカノケミストリーとは、固体物質に機械エネルギーを加え物理的・化学的性質を変化させる技術で、鉄鋼や表面処理、生物産業などの基盤技術に活用される。国内では未開拓分野の新技術だが、米国や日本、ドイツ、ロシアなどでは研究結果を基にさまざまな分野で事業化が進められている。
道はこの技術を戦略事業の生物・新素材・製鉄・化学・造船産業などに応用し、機能性食品や部品素材、省エネルギー素材などを開発する計画だ。技術が事業化されれば30社余りの関連企業誘致と年間3000億ウォンの売上、500人の雇用創出につながると期待を寄せている。
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