北朝鮮の金正恩氏、国務委員長に再推戴=首相は金在龍氏に交代(提供:news1)
北朝鮮の金正恩氏、国務委員長に再推戴=首相は金在龍氏に交代(提供:news1)
北朝鮮が11日に開かれた最高人民会議(国会に相当)で金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長(朝鮮労働党委員長)を再推戴(再選出)したと12日、明らかにした。

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 朝鮮中央通信など北朝鮮メディアはこの日午前、このような事実を明らかにした報道を一斉に報じた。

 通信は「敬愛する最高指導者同志を朝鮮民主主義人民共和国の国務委員会委員長に推戴したのは、わが祖国を永遠なる金日成(キム・イルソン)、金正日(キム・ジョンイル)同志の国としてさらに強固に発展させ、主体革命の偉業を代を継いで最後まで完成していくことで重大な歴史的意義を持つ大政治事変」と報じた。

 通信は国家指導機関選挙を通じて、首相が朴奉珠(パク・ボンジュ)から金在龍(キム・ジェリョン)に交代したことを明かした。朴奉珠首相は今回の会議で国務委員会副委員長に再選任されたが、前日の党中央委員会総会で党中央委員会副委員長に選出されていた。

 崔竜海(チェ・リョンヘ)労働党福音庁は現在まで憲法上の国家首班である最高人民会議常任委員長の席に上がった。 前任者の金永南(キム・ヨンナム)氏は1998年、最高人民会議常任委員長となってから21年ぶりに退くことになった。崔竜海氏は国務委員会議第1副委員長にも任命された。

 通信はさらに内閣トップの人選も公開した。大半が留任したが、一部人選があったことが確認された。

 米朝非核化交渉の実務核心メンバーである崔善煕(チェ・ソンヒ)外務次官は、国務委員会委員に初めて任命された。 崔次官は先月、代議員選挙で初めて代議員に選出されたのに続き、この10日、党全体会議では党中央委員会委員に選ばれた。

 また対米交渉の総責任者である金英哲(キム・ヨンチョル)党中央委員会副委員長も国務委員会議員の座を維持したことが確認された。


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