米中央情報局(CIA)のヘイデン局長が26日に極秘に韓国を訪れ、27日現在もソウルに滞在していることが確認された。情報当局の消息筋によると、ヘイデン局長は東南アジア歴訪の一環で韓国を訪問した。金万福(キム・マンボク)国家情報院長や国防部の金章洙(キム・ジャンス)長官、合同参謀本部の金銀基(キム・ウンギ)情報本部長ら、軍や外交安保関連の主要担当者と会ったようだ。

ヘイデン局長は訪韓目的を尋ねる聯合ニュース記者に、何も話せないと答え、ヘイデン局長に同行したバーシュボウ駐韓米国大使も、さまざまなイシューについて韓国のカウンターパートと協議するため訪韓したとだけ答えた。

ヘイデン局長は金院長や金長官らと会い、昨年の核実験後の北朝鮮核施設稼動状況や北朝鮮軍の動向について情報を交換し、両国の情報当局が緊密に情報交流・協力関係を維持する必要性を確認したとみられる。金長官とは、戦時作戦統制権の韓国軍への転換と、これに伴う韓米同盟の軍事構造転換のロードマップ、北朝鮮に関する情報交流など、両国の懸案について意見交換したとされる。ヘイデン局長は28日に中国に向かうようだ。

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