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趙氏は、会談が物別れに終わって以降の米朝の状況に関し、「米側は首脳会談で望むことを明確に伝えたと考え、今、ボールは北側に渡ったとみて、北側の今後の交渉に対する立場(表明)を冷静に待っているようだ」と述べた。
また、今は米朝が首脳会談の結果を分析し、今後の方策を熟考している時期だとの見方を示し、「大使館も現況を綿密に注視しながら、韓米の緊密な連携の下で朝米(米朝)対話を促進させるための努力を続ける」と説明した。
会談では非核化などで合意に至らなかったものの、趙氏は「今後、対話と交渉が行われることになれば、今回の会談で進展をみた部分を基により多くの進展をもたらすことのできる一歩進んだ交渉が可能になるだろうから、それなりに成果があった」と述べた。
2~3週にわたる実務協議と首脳会談を通じ、米朝は相手が望むことをより明確に把握できたと評価し、「両首脳が非核化と相応の措置についてシンガポールでの首脳会談の時よりも長時間意見を交わし、交渉したことは重要な成果だ」と述べた。
趙氏は今後の一歩進んだ交渉を期待する要素として、両首脳が友好的なムードで会談を終え、米国が対話と交渉の継続を望む姿勢を明確にしたこと、北朝鮮もメディアを通じて対話姿勢を示していることを挙げた。
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