“最悪のPM2.5”ソウルの中高校で下校時間繰り上げ…新学期初＝韓国

韓国・ソウルが最悪の大気汚染（微小粒子状物質/PM2．5）に見舞われた6日、一部の学校で下校時間を繰り上げた。ソウルで新学期開始後、PM2.5の発生で登下校時間を調整したのは初めてだ。

　ソウル市教育庁はこの日、ソウルの中・高等学校14校が下校時間を1時間繰り上げたと明らかにした。全体の小・中・高校1319校の約1%だ。ただし、小学校で登下校を調整した学校は1校もなかった。また、休校措置を取った学校もない。

　教育当局のマニュアルによると、微小粒子状物質（PM2．5）の注意報以上が発令された場合、校外授業の禁止、登下校時間の調整、休校などの対策が取れる。