サムスン電子が、OneNAND、OneDRAMに続き、メーカー側でメモリー容量を調節できる第3世代フュージョンメモリー「フレックスOneNAND」を開発した。台湾・台北市内のホテルで開かれたフォーラムで発表したもので、従来のOneNANDに比べ高性能さはそのまま維持しながら、2種類のNANDフラッシュのシングルレベルセル(SLC)とマルチレベルセル(MLC)を1つのチップにまとめ、SLCの高性能とMLCの高容量というそれぞれの長所を統合した。携帯電話などのモバイル機器メーカーはサムスン電子が提供するソフトウェアを使い、必要に応じてデータや性能の容量を任意に決定できるのが特長だ。
サムスン電子が開発した「フュージョン半導体」はこれが3つ目で、これまで想像でしかなかった「夢のモバイル機器」の誕生を可能にするものと期待される。
同社は一連の新製品のラインナップを強化し、2015年までの5年間にフュージョン半導体だけで100億ドル以上の売上達成を目標にしている。
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