クローンはソウル大公園に生息するハイイロオオカミの耳から採取した体細胞を、核を除去した犬の卵子に移植し、受精した卵子を代理母の子宮に着床させる方法で作られた。出生時の体重はともに500グラム前後だったが、現在は20キログラムまで成長したという。2頭はソウル大学の頭文字とオオカミの「Wolf」を組み合わせ、それぞれ「スヌルフ(Snuwolf)」、「スヌルフィー(Snuwolffy)」と名付けられた。ソウル大公園の特別展示館で一般公開される予定だ。
同大学は2005年8月に世界初のクローン犬「スナッピー」を誕生させ、昨年12月にはさらに3頭のクローン犬を作ったが、犬とオオカミのクローン誕生は世界初となる。李教授は、スナッピー誕生当時に0.8%だったクローン効率が、3頭のクローン犬開発では25.0%に達し、今回のオオカミのクローンでは16.7%を記録したと説明した。
今回の研究論文は動物クローン分野の学術誌に掲載されることが決まった。
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