2回目の米朝首脳会談を始める前に握手するトランプ大統領(左)と金正恩委員長=27日、ハノイ(AFP=聯合ニュース)
2回目の米朝首脳会談を始める前に握手するトランプ大統領(左)と金正恩委員長=27日、ハノイ(AFP=聯合ニュース)
◇米朝首脳会談初日 北朝鮮メディアが評価 北朝鮮の朝鮮中央通信は28日、ベトナム・ハノイで27日に開かれた米朝首脳再会談の初日について、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長(朝鮮労働党委員長)とトランプ米大統領が「包括的かつ画期的な決断を導くため、真剣に踏み込んだ意見交換をした」と報じた。同通信は両首脳が8カ月ぶりに再会し、固い握手を交わした上で虚心坦懐(たんかい)に対話したと報じた。会談については全世界が関心と期待を持っていると伝えた。◇米朝共同宣言 非核化・平和ロードマップ発表へ 北朝鮮の金正恩国務委員長と米国のトランプ大統領は28日もハノイで2回目の首脳会談を行い、北朝鮮が取る非核化措置と米国が履行する相応の措置を盛り込んだ「ハノイ宣言」を採択する予定だ。宣言の内容により、非核化のスピードに弾みがついて和解・平和ムードが定着するか、再び膠着(こうちゃく)状態が続くかが明らかになる見通しだ。◇粒子状物質 全国的に濃度上昇 28日は大気中の粒子状物質(PM)の濃度が京畿道南部、世宗、忠清北道、全羅北道で「非常に悪い」(高い)、ソウル、仁川、京畿道北部、江原道、大田、忠清南道、光州、全羅南道、慶尚道などで「悪い」レベルに上昇する見通しだ。国立環境科学院は「大気の停滞により国内で発生する粒子状物質が蓄積され、午後からは国外から流入する粒子状物質が加わり、ほとんどの地域で濃度が上昇する」と説明した。◇朴政権の首相から最大野党代表に 黄教安氏 保守系の最大野党「自由韓国党」は27日、ソウル郊外の国際展示場、KINTEXで党大会を開催し、党代表に黄教安(ファン・ギョアン)元首相(61)を選出した。黄氏は元検事で、検察で公安畑を歩んできた。朴槿恵(パク・クネ)前政権では首相を務めた。国政介入事件などにより国会で朴氏の弾劾案が可決した16年12月から文在寅(ムン・ジェイン)政権が発足した17年5月まで大統領権限代行を務めた。◇性接待疑惑のビッグバンV.I 警察に出頭 自身が設立した会社の投資者に対し性接待をしたなどの疑惑が持たれている人気グループBIGBANG(ビッグバン)のV.I(ヴィアイ)さんがソウル地方警察庁に出頭し、約8時間半にわたる事情聴取を終えて帰宅した。V.Iさんは全ての疑惑について調査を受けるとともに、薬物検査も受けたことを明らかにし「いつでも再呼び出しがあれば調査に誠実に臨む」と話した。
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