金正恩氏が到着するドンダン駅にレッドカーペット登場

北朝鮮の金正恩（キム・ジョンウン）国務委員長が来る26日午前、特別列車でベトナムと中国の国境地域・ドンダン駅に到着することがわかり、ドンダン駅は金委員長を迎える準備の真っ最中だ。

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　韓国メディアが去る23日（以下、現地時間）ベトナムの首都ハノイから北へ約170キロ（車で約3時間）離れたドンダン駅を訪れたときは厳しい警備な中で事前準備作業のみ行われていた。

　当時、金委員長の到着に備えて、列車から降りることができるよう足場を新たに設置し、軍人が儀典の準備をするなどの様子が見えたが、25日にはさらに具体的な様子が見えた。

　ドンダン駅に向かう道路の左右にベトナムの国旗が掲揚された。同道路は金委員江がドンダン駅から出てきてハノイへ向かうものと見られる国道だ。

　ベトナムの軍犬が爆発物探知のため、駅内へ入る様子も見えた。北朝鮮の最高指導者が55年ぶりにベトナムの地を踏むだけに安全に徹底して備えようとしているようだった。

　金委員長が降りるときに使用する足場は2日前に設置し始める状況だったが、この日は足場の上にレッドカーペットまで敷かれ、金委員長の到着が迫ったことがうかがえた。特に駅前には金委員長の到着時、歩いて外へ移動する道に敷くために7枚のレッドカーペットが置かれていた。

　2日前とは異なりこの日は駅周辺の警戒もさらに強化された。駅近くの高い建物の屋上や近くの山など、至るところに軍人が配置され、万一の事態に備えているようだった。