青瓦台(大統領府)はFTA交渉推進の背景について、高い購買力を持つGCCとのFTA締結競争に立ち遅れれば、GCC市場での韓国企業の競争力が弱まる可能性が高いためと説明した。中国や米国、日本、欧州連合(EU)などが韓国により先にGCCとFTAを締結した場合、韓国の対GCC輸出は5億ドル以上減少するとの見通しを示した。韓国はGCC加盟国から原油の68%、液化天然ガス(LNG)の47%を輸入するなど石油と石油関連製品のGCC依存度が高いため、エネルギー資源の安定確保に向けGCC加盟国との関係強化が急務との見方だ。青瓦台はまた、中東のプラント発注規模が3年間で100%ずつ増加し2005年には1000億ドルを超え、今後も増加し続けることが予想される中、これらプラント設備の調達ラインを確保する意味でもFTAの推進が必要だと強調した。
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