ソウル市立大学の人文科学研究所は、韓日が共同執筆した初の歴史教材「韓日交流の歴史・先史から現代まで」の出版を記念し、26日に国際学術シンポジウムを開催する。シンポジウムはソウル歴史博物館で開かれ、韓日の教材編集者約30人をはじめ学会関係者や大学教授らが出席し、出版までの道のりや出版の意義、今後の見通しや課題などについて発表や討論を行う。
 教材は1日に韓日同時出版された。韓国の歴史教科書研究会と日本の歴史教育研究会に所属する教授ら36人が、10年間の共同作業の末に書き上げたもので、先史時代から現代までを網羅した高校生向けの通史教材となっている。大学関係者は教材について、文化の一方的な伝達ではなく相互交流を強調し、日本の植民地時代の歴史を開発と略奪の枠を越えた視点で著していると説明した。


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