木製の箱は、たて20センチメートル、横30センチメートル、高さ12センチメートルの大きさで、表には彫刻がほどこされている。ふたの内側には「pistol 安重根氏之遺物」と書かれたラベルのほか、「南満州鉄道株式会社図書館蔵」「満州帝国国立中央博物館」と所有者の移転履歴を示す文字が書かれている。
崇慕会は、安重根が処刑された旅順監獄の所長を務めた栗原貞吉が拳銃を保管するために作ったものとみられると説明している。日本の敗戦の過程で流出したものとみられるが、中に入っていた拳銃がいつなくなったのかははっきりしていない。
保管箱は26日にソウルの安重根義士記念館で開かれる安重根義士殉国97周忌追念式で一般に公開される。
Copyright 2007(C)YONHAPNEWS. All rights reserved.
Copyright 2006(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0