公開されたF1コリア・インターナショナル・サーキット(仮称)のデザイン画=22日、ソウル(聯合)
公開されたF1コリア・インターナショナル・サーキット(仮称)のデザイン画=22日、ソウル(聯合)
2010年に全羅南道霊岩郡西南海岸観光レジャー都市開発事業の一環として開催される自動車レースのフォーミュラワン(F1)コリア・グランプリのサーキット場建築デザインが公開された。全羅南道が22日、設計推進中韓報告会を行い発表した。
 世界有数のF1サーキットデザイナー、ティルケ氏率いるティルケエンジニアリングがデザインするサーキット場「F1コリア・インターナショナル・サーキット(仮称)」は、全長5.684キロメートル、直線区間は1.25キロメートル。平均時速は212キロメートルで、最高320キロメートルまで出すことが可能だ。常設トラック(3.047キロメートル)とF1クラストラック(5.684キロメートル)を組合わせた世界的にも類のない多機能ハイブリッド型サーキット場として設計される予定で、F1だけでなくあらゆるモータースポーツ大会の開催が可能となる。

 湖を背景に建設されるサーキット場は、グランドスタンドに韓国の伝統的な瓦屋根のデザインを導入するほか、500席規模のメディアセンター、テレビ中継のため80%以上の視野を確保し施設を配置するなど、既存のサーキット場との差別化を図る。

 全羅南道は6月までに都市管理計画決定と実施計画認可を終え、7月着工、2009年末の完工を目指す。韓国の伝統美と地域固有の美を生かしたサーキット場は、1つの観光商品となるものと道では期待している。


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