常習傷害容疑の韓国女子ショートトラック元コーチ、懲役1年6か月=控訴審判決(提供:news1)
常習傷害容疑の韓国女子ショートトラック元コーチ、懲役1年6か月=控訴審判決(提供:news1)
裁判所がチョ・ジェボム(38)元コーチの常習傷害容疑の控訴審判決公判で原審より重い懲役刑を下した。

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 水原地裁は30日、常習傷害容疑などをもたれているチョ氏に対する控訴審判決公判で懲役1年6か月を言い渡した。

 裁判所は「自分に抵抗できない幼い被害者たちに暴言を浴びせ、暴行で脳しんとう、指の骨折などを負わせ、被害者たちに拭えない傷を残した」とし、「選手に激励の次元でで暴力を使用したという被告人の主張は受け入れ難い」と述べた。

 続けて「被告人は同容疑で被害者らから善処を受けた前歴があるにもかかわらず、反省する姿勢がなく、結局現在の状況に至った」と述べた。

 また「シム・ソクヒ選手を除いた他の被害者らが合意書を提出したが、これは被害者側で作成された自由な合意書とは見なせず、量刑事由として受け入れがたい。また被告人の厳罰のために一部被害者らが合意書を再び撤回したことにより、原審判決を破棄する」と付け加えた。

 裁判所は最後に「まだ選手指導の1つの方式としているスポーツ界の指導者らに厳重に警告し、今後、暴力事態再発の根源を防止する必要性が大きい。原審で言い渡した刑は軽すぎて不当だ」と述べた。

 先立って水原地裁は昨年9月1日、一審でチョ元コーチに懲役10か月を言い渡し、法廷拘束した。


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