昨年10月に行われた覚書(MOU)署名式で握手を交わす康氏とハリス氏(資料写真)=(聯合ニュース)
昨年10月に行われた覚書(MOU)署名式で握手を交わす康氏とハリス氏(資料写真)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国外交部の康京和(カン・ギョンファ)長官は28日午後、同部庁舎で米国のハリス駐韓大使と会談し、在韓米軍の駐留経費負担(思いやり予算)などについて協議した。会談は非公開で約20分間行われた。 同部当局者は会談の内容について「朝鮮半島問題、駐留経費負担など韓米の関心事項について意見交換が行われた」と説明した。 在韓米軍の駐留経費負担に関する協定は昨年末が期限で、2019年以降の協定締結に向けた韓米間の交渉は難航しており、いまだ合意に至っていない。康氏とハリス氏の間で、双方の歩み寄りを図るための案についてやり取りがあったどうかに注目が集まっている。 両氏は、韓国の駆逐艦が海上自衛隊の哨戒機に火器管制レーダーを照射したと日本が主張している問題や海上自衛隊の哨戒機が韓国の艦艇に低高度の威嚇飛行をした問題についても意見交換したとみられる。 ハリス氏は康氏との会談の前に、国防部の鄭景斗(チョン・ギョンドゥ)長官とも1時間以上にわたり会談した。
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