政府は22日、朝鮮戦争のさなかに起こった老斤里事件と関連し、犠牲者追悼のため老斤里歴史公園の造成基本計画を確定した。「老斤里事件犠牲者審査および名誉回復委員会委員」が同日に政府中央庁舎で会議を開き決定したと、国務調整室が明らかにした。
 老斤里事件とは、朝鮮戦争当時の1950年7月に起きた米軍による民間韓国人虐殺事件。忠清北道永同郡黄澗面老斤里にいた避難民の中に北朝鮮軍が潜んでいると疑った米兵が多くの韓国人を殺害した。

 公園は事業費191億ウォンを投じ、老斤里近隣12万平方メートルの規模で造成される。9月までに設計を終え10月に着工、2009年度に完成する計画だ。敷地内には慰霊塔や歴史平和博物館、平和広場、参拝広場などが建設される。


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