Copyright 2019(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0
6カ国協議の韓国代表 スウェーデンで北朝鮮外務次官と協議か
【ソウル聯合ニュース】北朝鮮核問題を巡る6カ国協議で韓国首席代表を務める李度勲(イ・ドフン)外交部朝鮮半島平和交渉本部長が18日、主要国の代表との協議のためスウェーデンに向かったもようだ。 北朝鮮の金英哲(キム・ヨンチョル)朝鮮労働党副委員長が訪問先の米国でポンペオ国務長官と会談を行う見通しのなか、スウェーデンで北朝鮮の非核化とそれに見合った措置を巡り、南北米など主要国が協議を開催するのか注目が集まる。 李氏はスウェーデンのストックホルムに向かっている可能性が高いとみられている。ストックホルムには北朝鮮で核問題や対米交渉を担当する崔善姫(チェ・ソンヒ)外務次官が国際会議に参加するため17日(現地時間)から滞在しており、李氏もこの会議への出席を検討していた。 李氏の目的地がストックホルムである場合、6カ国協議の米国首席代表を務めるビーガン北朝鮮担当特別代表もストックホルム入りする可能性が高いとされる。ビーガン氏は昨年8月の就任後、崔氏と面会したことがない。 北朝鮮の非核化を巡る交渉の南北米の当局者がストックホルムに集まれば、南北、朝米(米朝)だけでなく、南北米の3者協議が開催される可能性もある。 会合が実現すれば、早ければ来月開催されるとみられるトランプ大統領と金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長(朝鮮労働党委員長)の2回目の首脳会談で議論する非核化とそれに応じた措置に対する調整を集中的に進めることが予想される。 また朝鮮戦争の終戦宣言や、休戦体制から平和体制への移行などに関する議論が行われる可能性もあるとみられる。