ソウル市民の5人に3人は、1度沸かした水が最も安全な飲用水だと認識していることが分かった。水道水に対する不信は以前として強いようだ。
 韓国消費生活研究院が21日、12~16日に市内に居住する成人男女913人を対象に飲用水に対する意識調査を行った結果を明らかにした。飲用水として最も安全だと思うものに「1度沸かした麦茶など」を挙げた人が63.4%で最も多かった。次いで浄水器の水が14.1%、市販のミネラルウォーターが10.4%と続き、水道水と答えた人は2.9%にとどまった。日ごろ家庭で利用している飲用水でも、1度沸かした水が39.5%で最も多く、浄水器の水が36.0%、ミネラルウォーターが16.4%、湧き水が2.9%、水道水が2.5%と続いた。

 水道水の使用に関する懸念としては「水道管の腐食による汚染」(28.0%)が、水道水安全性確保に向けた改善点には「上水源の水質改善」(46.6%)が、それぞれ最も多く挙げられた。


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