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新大統領秘書室長内定の駐中大使 正恩氏訪中で一日遅れて帰国=韓国
【ソウル聯合ニュース】文在寅(ムン・ジェイン)韓国大統領の新大統領秘書室長に内定している盧英敏(ノ・ヨンミン)駐中大使(61)が8日午前、ソウルの金浦空港から帰国した。青瓦台(大統領府)は同日午後に大統領秘書室長を含む首席秘書官人事を発表する。 盧氏は文大統領の最側近の一人とされる。2012年の大統領選の際には文候補(当時)の秘書室長を務め、17年の大統領選では中央選対組織本部共同本部長として文候補の当選に貢献した。国会議員としては04年に初当選し、連続3期務めた。 盧氏は空港で感想を尋ねる記者団に対し、「公式に発表された後、(感想を話す)機会があると思う」と述べるにとどめた。北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長(朝鮮労働党委員長)が訪中している最中に駐中大使が帰国したことを懸念する声が出ていることに関しては、「当初は昨夜帰国することになっていたが、きょうに遅らせたのもその理由のため」と説明。「韓国と中国は朝鮮半島問題について緊密に意思疎通している」として、「この部分(金委員長の訪中)についても緊密に意思疎通している。昨夜と今朝の会議で(関連の仕事を)終わらせた」と述べた。 盧氏は10日、青瓦台で開かれる文大統領の新年記者会見に同席する見通しだ。