金委員長(資料写真)=(聯合ニュース)
金委員長(資料写真)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長(朝鮮労働党委員長)は8日、35歳の誕生日を迎える。北朝鮮では例年と同じく、金委員長の誕生日に関連した動きは見せていない。

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 金委員長は1984年1月8日生まれとされる。北朝鮮のカレンダーで8日は平日となっている。北朝鮮は金委員長が最高指導者に就いた後の2012年の誕生日から一度も公式祝賀行事を開いていない。

 朝鮮中央通信や労働新聞など官営メディアだけでなく、わが民族同士やメアリなど宣伝メディアも金委員長の誕生日にほとんど言及していない。

 米プロバスケットボールNBAの元スター選手、デニス・ロッドマン氏が訪朝した際、「元帥様(正恩氏)の誕生日に合わせ、朝鮮に来た」と発言したことを2014年1月8日に紹介した朝鮮中央通信の報道が唯一だ。

 北朝鮮が故金日成(キム・イルソン)主席の誕生日(4月15日)と故金正日(キム・ジョンイル)総書記の誕生日(2月16日)を祝日とし、それぞれ「太陽節」「光明星節」と定め大々的に祝賀しているのとは異なる。金主席の誕生日は1974年に、金総書記の誕生日は1982年にそれぞれ祝日に指定された。

 北朝鮮が金委員長の誕生日を対外的に宣伝し、祝っていないことはまだ30代という若い年齢を考慮したためとみられる。

 一方、韓国の統一部は最近発刊した「北朝鮮の主要人物情報」で、金委員長の生年月日を1984年1月8日とし、82年か83年生まれの説もあると付け加えた。


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