開城工業団地(資料写真)=(聯合ニュース)
開城工業団地(資料写真)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国統一部の白泰鉉(ペク・テヒョン)報道官は2日の定例会見で、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長(朝鮮労働党委員長)が「新年の辞」で「再開の用意がある」と言及した南北経済協力事業の開城工業団地と金剛山観光について、「国際社会との協力などを通じて進展させられる事案だ」と述べた。南北が昨年9月の平壌での首脳会談で合意した通り、現時点ではまず再開に向けた条件を整えることに尽力する必要があると説明した。 開城工業団地で操業していた韓国企業関係者の訪朝計画について問われると、訪朝自体は対北朝鮮制裁に抵触しないとしながらも、「制裁がある状況で何ができるかを関係官庁で検討し、立場が固まれば伝える」と応じた。 白氏は一方、金委員長が新年の辞で非核化と朝米(米朝)関係改善への意欲を確実に示したと評価。金委員長が韓米合同軍事演習と米戦略兵器展開の中止を重ねて要求したことについては、北朝鮮が繰り返し求めてきたことだとし、軍事演習の実施などは「韓米間の緊密な協議の下で決定する」と述べた。
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