李本部長(右)とビーガン氏=(聯合ニュース)
李本部長(右)とビーガン氏=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】北朝鮮の核問題を巡る6カ国協議の韓国首席代表を務める李度勲(イ・ドフン)外交部朝鮮半島平和交渉本部長は20日午後、米国の首席代表を務めるビーガン北朝鮮担当特別代表と会談する。こう着状態に陥った朝米(米朝)の非核化交渉の状況を評価し、突破口を見つけるための解決策を探る。

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 また、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長(朝鮮労働党委員長)が来年1月1日に発表するとみられる「新年の辞」への対応についても話し合うとされる。

 ビーガン氏のこの日の日程は午後に予定されている李本部長との会談以外、公開されていない。南北軍事境界線がある板門店で北朝鮮関係者と接触するとの見方も出ているが、外交消息筋は「可能性はない」と話した。ただ、青瓦台(大統領府)の関係者らと面談する可能性はあるとみられる。

 21日には非核化や南北関係、北朝鮮制裁問題などを調整する韓米作業部会(ワーキンググループ)の2回目の会合に出席する。北朝鮮で予定されている鉄道・道路連結の着工式など、南北協力事業を巡り対北朝鮮制裁の適用除外などを議論する見通し。


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