サムスン電子の崔志成・情報通信総括社長=18日、ハノーバー(聯合)
サムスン電子の崔志成・情報通信総括社長=18日、ハノーバー(聯合)
韓国の次世代通信事業、携帯インターネットの「ワイブロ」が、12月から米ワシントンで通信大手の米スプリント・ネクステルを通じ商用サービスを開始する。
 サムスン電子の崔志成(チェ・ジソン)情報通信総括社長が18日、独ハノーバーで開催されている「CeBIT(国際情報通信技術見本市)」で明らかにした。サムスン電子のワイブロシステムがワシントンに設置されるのは、同社の優れた技術力が認められたためと説明した。米国のワイブロサービスは、ワイブロ専用というよりは従来の通信方式のCDMA(符号分割多重接続)EVDOと結びつけたデュアルモード形態で提供されるが、サムスン電子単独では難しいため数社共同で事業を進めることになるという。また、システム供給に次いで、ワイブロ対応の携帯端末も供給する予定だと述べた。

 サムスン電子は、日本の総務省が7、8月ごろ実施予定の周波数帯域幅2.5GHzの次世代広帯域無線インターネットサービス事業者の選定にも、KDDIの装備供給業者として参加する予定だ。


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