Copyright 2018(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0
北朝鮮の「先端兵器」は新型長距離砲 正恩氏が実験視察=韓国政府筋
【ソウル聯合ニュース】韓国政府の消息筋は16日、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長(朝鮮労働党委員長)が実験を視察した「先端戦術兵器」について、新型の長距離砲と推定していると明らかにした。金正日(キム・ジョンイル)総書記時代から開発していた兵器で、情報当局でも確認していたという。 金委員長が北朝鮮軍兵器の実験を現地指導したのは、大陸間弾道ミサイル(ICBM)級の「火星15」の発射に立ち会った昨年11月29日以来となる。 韓国軍関係者は先端戦術兵器について、「『先端』は対内向けで北の住民に対し、軍事強国を中断することなく目指すという意味で、『戦術兵器』は対外向けで武力示威ではないという意図を含んでいる」と説明した。 先端戦術兵器の実験が行われた地域については、北西部の新義州付近との見方を示した。また、「兵器体系開発の初期段階とみている」として、「今回の実験の際、(砲弾などが)飛ばされたものは確認されていない」と述べた。