日韓、「和解・癒やし財団」残る清算手続きについて意見交換

日韓外務次官が、「和解・癒やし財団」の残る清算手続き問題について意見を交換した。

　25日、韓国外交部（外務省に相当）によると、チョ・ヒョン外交部次官は同日東京にて外務省の秋葉剛男 事務次官と日韓次官会談を開催した。

　両国の次官は、今回の会談で「和解・癒やし財団」の問題を含めた日韓関係の諸懸案について意見を交わした。

　韓国政府は「和解・癒やし財団」の解散方針を明かした中、財団の清算手続きと日本政府の拠出金10億円をどのようにするかなど、具体的な意見が交換されたとみられる。

　これを前に、女性家族部のチン・ソンミ長官は、財団の清算問題について「韓国政府の立場はある程度整理できているが、時点と方法を協議中」とし、「11月初めには、国民へ何らかの報告ができるだろう」と明かしていた。