金前大統領は6カ国協議の成功に関し、先に行われたベルリンでの米朝協議や6カ国協議での直接対話を通じ、米朝は重要な原則に初めて合意したと説明。北朝鮮の核放棄と非核化の約束、米国の北朝鮮安全保障、経済制裁解除、国交正常化保障などに言及し、双方がこれを忠実に実践すれば、北朝鮮核問題解決と朝鮮半島平和は実現すると主張した。
また、ブッシュ大統領は中東で成功できない以上、朝鮮半島では外交的成功を収めなければならないという必要性があり、北朝鮮も今の機会を逃せば中国を含め6カ国協議参加国から全面的な制裁を受け、国の存立が難しくなると指摘した。米国は北朝鮮を国際社会に参加させ、北朝鮮は核を完全放棄することで望みを実現させるようにすべきだと呼びかけた。
南北関係の見通しについては、米朝関係が改善されれば南北関係もせきを切ったように交流と協力の時代に突入すると述べた。南北統一は平和共存し交流協力すべき時が来ればおのずと実現されるとした上で、統一までには10年前後の歳月がかかるとの見方を示した。
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