環境部の李致範(イ・チボム)長官は、地球温暖化による砂漠化と降水量減少の影響で黄砂発生頻度が高くなっているとし、強風とともに飛来する黄砂は北東アジアや太平洋地域の公共健康や植生、海洋環境などに深刻な問題を引き起こしていると指摘した。黄砂問題は北東アジアの各国と国際機関が共同で対応すべき問題だが、これまで黄砂関連情報と知識を十分に共有できなかったため、今会議で黄砂問題に効率良く対処できる実質的な解決策を出せるよう期待を示した。 会議を通じ3カ国政府は環境相会議で合意した黄砂共同対応に向けた後続措置を強く求め、3カ国による局長級会議の定例化や共同研究団設置、国際協力事業推進状況の評価、財源確保案などを協議する予定だ。
14日には北東アジア環境協力会議が開催される。韓日中とモンゴルの環境専門家が出席し、黄砂対策を含めた環境管理共同研究結果を発表し、各国の環境状態や政策について意見を交わす。15~16日に開催される韓日中3カ国3R/循環経済セミナーでは各国の資源循環政策と研究技術情報を報告し、リサイクルや循環の促進について話し合う。
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